kusutto.はじめました
- 2012.05.14 Monday
- 23:57
4月いっぱいで約5年間勤めたショップを退職し、5/1から念願だった独り立ちすることができました。
やっぱり1人で何でもするということは大変で、色んなことにたくさん時間がかかってしまい、半月が経とうとしてやっとブログを立ち上げる事ができました
この2週間、まずは準備がメインの仕事になっていましたが、関わってくださった人への感謝の気持ちでいっぱいです。
1人でお店をやるんだと言っても、色々な人が助けてくれることで、1人で出来ているんだなぁと痛感しています。
ちょっとずつ恩返し出来るように、頑張ります
そして、kusutto.のブログ、初めての記事には書こうと決めていたこと。
私が出張トリミングをしたいと思ったきっかけの出来事について…。
やっぱり1人で何でもするということは大変で、色んなことにたくさん時間がかかってしまい、半月が経とうとしてやっとブログを立ち上げる事ができました
この2週間、まずは準備がメインの仕事になっていましたが、関わってくださった人への感謝の気持ちでいっぱいです。
1人でお店をやるんだと言っても、色々な人が助けてくれることで、1人で出来ているんだなぁと痛感しています。
ちょっとずつ恩返し出来るように、頑張ります
そして、kusutto.のブログ、初めての記事には書こうと決めていたこと。
私が出張トリミングをしたいと思ったきっかけの出来事について…。
私はトリマーの学校に通おうと決めた時から、独立して自分でお店をやるんだ!と決めていました。
卒業してから勤め始めても、その目標に向かって頑張っているつもりでしたが、具体的なお店像や仕事像がどうもぼんやりとしている感じでした。
そんな中、去年の春の初めの忙しい日の夕方、1人のお客様から電話がありました。
いつもトリミングに来てくれているRちゃんのお母さん。
Rちゃんの体調が良くなく、お腹の調子も悪いのでお尻が汚れてしまっているのでお尻だけ洗ってもらえませんか?という問い合わせでした。
電話に出たのはオーナーでしたが、ちょっと判断できず困った様子でした。
というのも、トリマーはみんな手がふさがっていて、私も他のわんちゃんのシャンプー中。
体調が悪いということで、送迎して連れて来てもいいものだろうか?
そもそも体調が悪いのに悪化してしまったらどうしよう?
そんな思いもありすぐにお返事出来なかったんだと思います。
でも、私の中で答えはすぐに出ていました。
やるなら出張しかないな、と。
ただ、お家で作業することを嫌がる飼い主さんもいるかもしれないと思ったので、お母さんに確認してみたら、お家でやってもいいとのこと。
私は急いで仕事を片付け、必要な道具をバタバタとまとめてRちゃんのお家に伺いました。
行ってみるといつもより少し元気が無いRちゃんが迎えてくれました。
でも、しっかりと立ってお手入れさせてくれました。
お母さんのお話によると、ごはんが食べられなくて点滴をしたり、元気が無く横になったりしているとの事でしたが、私が触れたRちゃんはそんな風には見えませんでした。
何か口に入れてくれるといいですね、プリンが好きならプリンを一口あげてみたらどうでしょう?
というお話をしてその日は帰りました。
その後、残念ながらRちゃんは虹の橋を渡ってしまいました。
私には全然信じられませんでした。
あの日、確かに体調は悪かったと思いましたが、また元気になって会えると信じていました。
お店にその連絡をいただいてから私は葛藤しました。
あの日Rちゃんにお手入れしたことが負担になってしまったのでは無いか?
でも、お母さんがご来店してくれ、お話して葛藤が消えました。
お母さんは私に感謝してくれたのです。
「あぁ、トリマーってこういう仕事なんだ」
初めて実感しました。
飼い主さんと一緒にわんちゃんを見守り、寄り添い、その子の生涯を豊かにする。
Rちゃんは、虹の橋を渡ってしまいましたが、お母さんがRちゃんを想い、キレイにしてあげたいという優しさをちゃんと受け止めていたと思います。
その証拠に、あの日私が帰る時、Rちゃんが私を舐めてくれました。
正直ビックリしたんです。
お店に来る時は、不慣れなトリマーはきっちり叱る、自分をしっかり持ったお嬢様のRちゃんでした。
私も随分叱られたので、嫌われているんだろうと思ってました(笑)
でもあの日の最後、とても穏やかに接してくれましたね。
きっとお母さんへの感謝の気持ちがそうさせたんだと思います。
そして私の思い込みというか、そう思いたいのですが、私にも
「ありがとう」
って言ってくれたかなって
出張というスタイルを取り入れる事で、様々な事情でお店に来られないわんちゃんもトリミングしてあげられるかな?と感じました。
もちろん元気いっぱいのわんちゃんも、より飼い主さんとの距離が近くなって、わんちゃんの為に色々なご相談にものれるかな?と思います。
今後もし店舗を構えることがあっても、出張でトリミングをすることは私のライフワークにしていきたいと思っています。
Rちゃん、お母さんありがとうございます
卒業してから勤め始めても、その目標に向かって頑張っているつもりでしたが、具体的なお店像や仕事像がどうもぼんやりとしている感じでした。
そんな中、去年の春の初めの忙しい日の夕方、1人のお客様から電話がありました。
いつもトリミングに来てくれているRちゃんのお母さん。
Rちゃんの体調が良くなく、お腹の調子も悪いのでお尻が汚れてしまっているのでお尻だけ洗ってもらえませんか?という問い合わせでした。
電話に出たのはオーナーでしたが、ちょっと判断できず困った様子でした。
というのも、トリマーはみんな手がふさがっていて、私も他のわんちゃんのシャンプー中。
体調が悪いということで、送迎して連れて来てもいいものだろうか?
そもそも体調が悪いのに悪化してしまったらどうしよう?
そんな思いもありすぐにお返事出来なかったんだと思います。
でも、私の中で答えはすぐに出ていました。
やるなら出張しかないな、と。
ただ、お家で作業することを嫌がる飼い主さんもいるかもしれないと思ったので、お母さんに確認してみたら、お家でやってもいいとのこと。
私は急いで仕事を片付け、必要な道具をバタバタとまとめてRちゃんのお家に伺いました。
行ってみるといつもより少し元気が無いRちゃんが迎えてくれました。
でも、しっかりと立ってお手入れさせてくれました。
お母さんのお話によると、ごはんが食べられなくて点滴をしたり、元気が無く横になったりしているとの事でしたが、私が触れたRちゃんはそんな風には見えませんでした。
何か口に入れてくれるといいですね、プリンが好きならプリンを一口あげてみたらどうでしょう?
というお話をしてその日は帰りました。
その後、残念ながらRちゃんは虹の橋を渡ってしまいました。
私には全然信じられませんでした。
あの日、確かに体調は悪かったと思いましたが、また元気になって会えると信じていました。
お店にその連絡をいただいてから私は葛藤しました。
あの日Rちゃんにお手入れしたことが負担になってしまったのでは無いか?
でも、お母さんがご来店してくれ、お話して葛藤が消えました。
お母さんは私に感謝してくれたのです。
「あぁ、トリマーってこういう仕事なんだ」
初めて実感しました。
飼い主さんと一緒にわんちゃんを見守り、寄り添い、その子の生涯を豊かにする。
Rちゃんは、虹の橋を渡ってしまいましたが、お母さんがRちゃんを想い、キレイにしてあげたいという優しさをちゃんと受け止めていたと思います。
その証拠に、あの日私が帰る時、Rちゃんが私を舐めてくれました。
正直ビックリしたんです。
お店に来る時は、不慣れなトリマーはきっちり叱る、自分をしっかり持ったお嬢様のRちゃんでした。
私も随分叱られたので、嫌われているんだろうと思ってました(笑)
でもあの日の最後、とても穏やかに接してくれましたね。
きっとお母さんへの感謝の気持ちがそうさせたんだと思います。
そして私の思い込みというか、そう思いたいのですが、私にも
「ありがとう」
って言ってくれたかなって
出張というスタイルを取り入れる事で、様々な事情でお店に来られないわんちゃんもトリミングしてあげられるかな?と感じました。
もちろん元気いっぱいのわんちゃんも、より飼い主さんとの距離が近くなって、わんちゃんの為に色々なご相談にものれるかな?と思います。
今後もし店舗を構えることがあっても、出張でトリミングをすることは私のライフワークにしていきたいと思っています。
Rちゃん、お母さんありがとうございます
みんな思いは一緒です!!
自分の信じた道、感じた道を、やっていきましょう!!
ありがとうございます!
前を歩いている先輩として、そして同じ業界でわんこの幸せ・飼い主さんの幸せをお手伝いするものとして、これからも色々よろしくお願いしますm(_ _)m